HTMLとは?

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ホームページを作成するにあたり、ホームページ用の言語である
HTMLとはどのような言語であるのかについて学習します。

 




  HTMLはHyper Text Markup Languageの略で、
「ハイパーテキストをマークアップする言語」と訳すことができます。
「ハイパーテキスト」と「マークアップ言語」に分けて解説しましょう。

 


 

 「ハイパーテキスト」とは、1965年にテッド・ネルソン(Ted Nelson)氏が
提唱した、文字、画像、音声、動画などの複数のオブジェクトを双方向に
リンクさせる概念です。

ハイパーテキストの概念は1987年に米Apple社が、自社のパソコンである
Macintosh向けのソフトウェア「Hyper Card」で実現させました。

Hyper Cardでは、スタックと呼ばれるカードの上に、文字、画像、動画などを
配置し、ボタンをクリックすることで、次々にカードを切り替えることができました。
これを「ハイパーリンク」と言いますが、インターネットのWebページでもマウスクリック
一つで次々にページを切り替えてみることができる仕組みとしてお馴染みのものです。

 




 「マークアップ言語」とは、文章にマーク(印)を付ける言語という意味です。
一太郎やワードなどのワープロソフトでは高度なレイアウトを持った文章を
作成することができますが、インターネットでデータを互換する場合を想定
すると相手も同じOSとソフトウェアを使用しないとデータを表示することが
できないという欠点があります。

 そこで、どのようなコンピュータ環境でも共通で利用できる「テキスト」形式
のデータに、同じテキストで構成されるマーク(印)を挿入することで、書体や
複雑なレイアウトを持った文章を表現できるSGMLが開発されました。

これならば、どのような環境のコンピュータでも、元のように忠実にレイアウトを
再現することができます。

SGML=(Standard Generalized Markup Language)